秋の楽しみススキ、一斉に穂を出したススキが高原を覆う姿は美しくそして圧巻です。
もともとススキは「茅」と呼ばれており、古くから茅葺き屋根の材料や家畜のエサなどに用いられてきました。近年はその用途もなくなり、大きく面積を減らしました。
これは偶然ですが、関西のススキの名所は難読地名が多い。
これから見ごろを迎えるススキの名所、ライトアップ、アクセス、駐車場、近くの温泉などを紹介します。
砥峰高原
コンテンツ
砥峰高原 (とのみねこうげん) 兵庫県
映画「ノルウェイの森」大河ドラマ「平清盛」、「軍師 官兵衛」などのロケ地にも使われた砥峰高原は、約90ヘクタールと関西では最大級の広さがあり、散策する遊歩道のルートもいくつもあります。
最長は展望台に至るコースで、山を3.5km登り下りで1時間半くらいかかります。
観月会・ススキ祭り
観月会
砥峰高原で観月会が開催されます。
バンド演奏や和太鼓演奏等のステージイベント他、出店あり。
かがり火や350本のたいまつに照らされた、夜の幻想的な砥峰高原をお楽しみください。
ススキ祭り
未定
アクセス
播但連絡道路、神崎南ランプから約20km40分
駐車場500円
JR「寺前駅」からコミュニティバスあり
直通バスについて
2024年10月上旬~11月上旬
(詳しくは下記リンクより確認ください)
砥峰・峰山高原直通バスが運行します。
事前予約制です。
運行:寺前駅~砥峰高原
【運行日】
10月12日、13日、19日、20日、26日、27日、29日、31日
11月2日、3日、4日
【運行時間(行き)】
第1便 寺前駅9時40分発
第2便 寺前駅12時35分発 ※ただし、10/20,26,27 11/3,4は第2便の運行はございません。
【運行時間(帰り)】
第1便 砥峰14時発
第2便 砥峰16時5分発 ※ただし、10/20,26,27 11/3,4は第2便の運行はございません。
運賃:大人:片道900円 往復1,800円/小人(小学生以下):片道500円 往復900円
申込:営業日の3日前まで
詳しくは下のリンクを参照
https://www.kamikawa-navi.jp/syun/2179
かさがた温泉 せせらぎの湯
播但連絡道市川南ICから県道34号線を北に15分走るとかさがた温泉が見えてきます。
本館ふところ館と新館みはらし館の2つの温泉施設があります。以前は小さなお子さんはみはらし館しか入浴できませんでしたが、改装工事がおわりどちらでも入れるようになりました。
施設内には地元野菜やお土産物、飲食コーナーや陶芸体験もありゆっくりくつろげます。
「ふところ館」
入浴料
大人(中学生以上)700円 ※入湯税50円を含む
小人(5才~小学生)300円
基本営業日
火・水・木・金・土・日・祝
※毎月第1月曜日はメンテナンスのため休館(祝日の場合は営業)
営業時間
午前10時~午後8時 (※受付は、午後7時まで)
土日祝は午後9時まで営業
曽爾高原 (そにこうげん) 奈良県
奈良県の東北端に位置し、三重県境に接する村です。
東に位置する倶留尊山、亀山、古光山などのならだかな山々とその山麓に開ける雄大な曽爾高原一帯は、秋になればススキに覆いつくされます。
ハイキングコースを進んでいくと、高原中央にはお亀池とよばれる池が広がります。
夕日に輝くススキが特に美しいです。
例年の見ごろ:9月下旬~11月下旬
曽爾高原山灯り 中止
夜の曽爾高原山灯り
曽爾高原のライトアップ:
日没~午後9時 毎日開催 (雨天決行)
※施設の老朽化により中止となりました
復活に向けて動き出しているようです。
アクセス
電車:近鉄「名張駅」からバス曽爾高原行き「曽爾高原」下車すぐ
(10月1日~11月30日のみ運行) (三重交通伊賀営業所=0595-66-3715)
車:西名阪「針IC」から国道369号経由約60分
駐車場800円(250台、土日は混雑)
曽爾高原温泉「お亀の湯」
平成16年の12月にオープン。曽爾高原からはすぐのところにあります。
露天風呂は男女週替り制の「石の浴室」と「木の浴室」の2種類があり、共に露天風呂があります。
木の浴室の露天風呂からは曽爾を代表とする、兜岳・鎧岳を一望でき、石の浴室からは曽爾高原が望めるパノラマ露天風呂です。
入浴料
大人900円、子供500円
営業時間・定休日
通常期:4月1日~11月末日
午前11時~午後9時【最終受付午後8時】
冬季:12月1日~3月31日
午前11時→午後8時30分【最終受付午後7時30分】
定休日:定休日 毎週水曜日(祝日は営業、翌日休業)、年末年始
生石高原 (おいしこうげん) 和歌山県
関西随一といわれるスケールのススキの大草原が望める生石高原。標高870メートルのなだらかな山の山頂にある約13万平方メートルのススキの大草原が広がっています。
秋のススキの時期は一面を銀世界に包み、天気のいい日にはその先に六甲や淡路、四国を望むこともできます。
例年の見ごろ:9月下旬~10月下旬
生石高原駐車場など
ライトアップなどはありませんが、和歌山、神戸方面が見渡せる夜景スポットとしては有名です。
アクセス
電車:JR海南駅からオレンジバス「小川宮登山口」行きで約30分、終点下車徒歩約3時間
登山口バス停から紀美野町コミュニティバスの小川線に乗車し、「小川八幡」または「中田金山」で降車。登山口から登る。
車:阪和自動車道海南東ICから国道370号線で動木・吉野を経由して県道184号線で小川宮経由、生石高原へ
丹生の都 美里の湯 かじか荘
山あいの静かな宿「かじか荘」は、 清流貴志川の豊かな自然の中にあります。初夏にはホタルの名所で有名です。
高野山方面へのアクセスも便利です。
入浴料
大人600円(入湯税込)
子供300円(3才~小学6年生)
日帰り入浴営業時間
11:00~20:00(最終受付19:30)
内湯、露天風呂、サウナ
営業時間・定休日
午前11:00~午後8:00 休館日なし
〒640-1364 和歌山県海草郡紀美野町菅沢6
まとめ
関西でも有名なススキの名所3ヵ所ですがいかがでしょうか。
歩いている時ではなく、少し高いところから観る風景がとても綺麗です。
山を歩きますので、それなりの服装で。
帰りは温泉で疲れをとってください。