古い神社仏閣が数多くあり、歴史遺産の宝庫である奈良
秋になり通常非公開の仏像も、定期的に公開されるのもあり、期間限定で特別に公開される仏像などがあります。特別な御朱印もあるかも。
この秋の注目は興福寺中金堂落慶です!
奈良と奈良県周辺のおすすめの仏像や気になった仏像の公開情報、期間、アクセスなどをまとめてご紹介します。
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コンテンツ
1.興福寺中金堂 一般拝観
興福寺の長い歴史の中で7度も火災に遭い、1717年の大火で焼失した後は仮堂が建設されただけにとどまってきました。
今回は300年ぶりの復興する、興福寺伽藍の中心的な堂宇である中金堂がこの秋に落慶され、一般に公開されます。
本尊釈迦如来に、脇侍の薬王、薬上菩薩、南円堂に安置されていた四天王像などが安置されます。
この秋最大の注目です
期間・時間
2018年10月20日(土)~
9:00~17:00(受付は16:45まで)
場所
興福寺中金堂
奈良市登大路町48
拝観料
大人500円
中高生300円
小学生100円
2.本尊・十一面観音菩薩立像 大安寺
天平時代の作であり、大安寺の秘仏であるご本尊十一面観音像が特別開扉されます。
期間・時間
2018年10月1日~11月30日
9:00~17:00(受付は16:00まで)
場所
大安寺
奈良市大安寺2-18-1
拝観料
大人500円
高校生400円
中学生300円
小学生200円
3.秘仏・吉祥天女立像 浄瑠璃寺
吉祥天女像(重文)は豊かな暮らしと平和を授ける幸福の女神
本堂(国宝)には現存唯一である平安期作の九体阿弥陀仏(国宝)を祀っており、堂宇を含めた庭園(史跡・特別名勝)全体で極楽浄土の世界を表現しています。
期間・時間
2018年10月1日~11月30日
9:00~17:00(受付16:30まで)
場所
浄瑠璃寺
京都府木津川市加茂町西小札場40
拝観料
中学生以上400円
4.金堂外陣からの特別拝観 室生寺
女人高野室生寺は今年の秋も金堂外陣からの内陣諸仏が拝観できます
中尊釈迦如来像(国宝)を中心に十一面観音像(国宝)、薬師如来像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)、文殊菩薩立像(重文)、十二神将像(重文)と圧巻です。
宝物殿が建立されたので、この仏像が拝観できるのも今回が最後かもしれません。
期間・時間
2018年10月6日~12月2日
9:00~15:00
場所
室生寺
宇陀市室生78
拝観料
400円
別途入山料(中学生以上600円、小学生400円)
5.本尊大観音尊像秋季特別拝観 長谷寺
普段は関係者以外立ち入りが禁止されている、国宝本堂の内陣に入る事が出来、観音様のお御足に直接触れてお参り出来ます。
寺宝展では、仏画や武具などの寺宝が特別公開されます。
期間・時間
2018年10月13日~12月2日
長谷寺本堂(観音堂)
桜井市初瀬731-1
拝観料
大観音尊像秋季特別拝観
大人…1000円
別途入山料(中学生上500円、小学生250円)
6.南円堂特別開扉(不空羂索観音菩薩坐像) 興福寺
西国三十三所観音霊場第9番札所である、興福寺南円堂の内部と本尊不空羂索観音菩薩坐像(国宝)と四天王立像(国宝)が毎年1度この日だけ拝観ができます。
また、大般若経転読会が厳修されます。
期間・時間
2018年10月17日
9:00~17:00(受付は16:45まで)
場所
興福寺南円堂
奈良市登大路町48
拝観料
大人300円
中高生200円
小学生100円
7.北円堂特別開扉(無著・世親) 興福寺
仏師運慶晩年の名作と言われる無著・世親像などが拝観できます。
期間・時間
2018年10月20日~11月11日
9:00~17:00(受付は16:45まで)
場所
興福寺南円堂
奈良市登大路町48
拝観料
大人300円
中高生200円
小学生100円
8.夢殿秘仏・救世観音菩薩立像 法隆寺夢殿
明治時代に調査されるまで絶対秘仏であった、法隆寺夢殿本尊の救世観音像(国宝)の厨子が開扉され拝観することができます。
保存状態が良く当初のものと思われる金箔が多く残みられます。
期間・時間
2018年10月22日~11月22日
8:00~17:00(11月4日より8:00~16:30)
場所
法隆寺東院伽藍内 夢殿
生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
拝観料
東院伽藍・西院伽藍共通
中学生以上1500円
小学生750円