紫陽花(あじさい)は6月から7月の梅雨の時期にかけて、おもに紫、ブルー、ピンク、白などの花を咲かせ見頃を迎えます。
あじさいの一般的に花といわれている部分は装飾花で、中央にある極小の多数の両性花には、退化した雄しべ10本と雌しべ3〜4本がある、花びらに見えるものは萼(がく)であります。
古くから日本人に愛され、万葉集でも詠まれ、夏の季語、市町村花や歌謡曲など多くの人に愛されています。
じめじめした梅雨に清涼感を与えてくれる紫陽花の名所を紹介します。

三室戸寺
関西紫陽花(あじさい)の名所
三室戸寺 (京都)
京都宇治にある花の寺「三室戸寺」
あじさい、蓮、紅葉、桜、つつじ、しゃくなげと四季折々の花を楽しめます。
なかでも代表的な花が「紫陽花(あじさい)」です。50種1万株のあじさいが見事に花を咲かせます。
毎年6月1日からアジサイ園が公開されます。
アジサイ園
■期間
2023年6月1日(木)~7月9日(日)
■拝観時間
8時30分~15時40分(16時30分には下山)
※拝観・納経最終受付は閉門30分前
■拝観料
あじさい園開園期間中 大人1000円 小人500円
あじさいライトアップ 大人1000円 小人500円
6月10日~25日の土日はライトアップあり
(平常時は大人500円 小人300円)
アクセス
電 車:京阪「三室戸駅」より東へ徒歩15分
自動車:京滋バイパス宇治東ICより3分
駐車場 あり
収容台数: 300台(有料)
乗用車: 500円
バス: 2000円
矢田寺 (奈良)
奈良盆地の西、矢田丘陵に位置する矢田寺は、「矢田のお地蔵さん」でも親しまれています。
矢田寺のあじさいは、ご本尊であるお地蔵さんにちなんで、昭和40年頃から植え始めました。
5月27日からアジサイ園が公開されます。
アジサイ園
■期間
2023年5月27日~7月2日
■拝観時間
8時30分~17時
■拝観料
大人700円、小学生300円
アクセス
電 車:近鉄「大和郡山駅」またはJR「法隆寺駅」からバスで約20分、下車後徒歩5分
自動車:第二阪奈道路中町ランプから車で15分
駐車場 あり
収容台数:500台(無料)
大阪府民の森ぬかた園地 (大阪)
生駒山上近くにある「大阪府民の森ぬかた園地」では1500mの遊歩道があり、関西地区最大級の規模を誇る30種類以上2万5千株のアジサイが開花します。
期間中、あじさいまつりが開催され、森のオープンカフェでコーヒーやスイーツ販売され、あじさいハイキングなどおこなわれます。
あじさいまつり
2023年6月17日~7月9日
■森のオープンカフェ
■あじさいハイキング
7月2日
集合場所
生駒ケーブル鳥居前駅(9時30分集合) 生駒山上駅解散
参加費 500円【要予約】
https://www.japan-parkranger.com/event/
アクセス
電 車:近鉄生駒ケーブル「生駒山上駅」山道を徒歩約20分、近鉄奈良線「額田駅」「枚岡駅」徒歩約80分
自動車:信貴生駒スカイライン生駒山上駐車場
駐車場 あり
料金:1,200円(乗用車)
丹州観音寺 (京都)
丹波あじさい寺として有名な観音寺(丹州華觀音寺)は、100種1万株のアジサイが植えられています。20世紀半ばの頃に、秘仏本尊開帳時に万灯万華を供養しようと発願され、その万華の花としてアジサイが選ばれ、多種栽植されたのが始まりと言われています。
あじさいまつり
■期間
2023年6月初旬~7月初旬
■拝観時間
9時~16時
■拝観料
大人300円(あじさい期間のみ)
あじさい拝観お願い
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本年は自粛拝観としたします。
ご迷惑をおかけしますが、下記のことが守れる方のみ拝観ください。
期間6月10日~7月5日午前9時~午後4時まで
1、指示板に従って下さい。
2、拝観料300円を拝観料箱に入れて下さい。
3、手指の消毒をしてください。
4、マスクをつけて下さい。
5、一方通行で進んで下さい。
6、接触しないよう間隔をあけて下さい。
7、トイレの使用はできるだけご遠慮下さい。
8、カメラ三脚の使用禁止
9、本堂、詩風館の内拝中止
10、あじさいまつり中止、法話もありません。以上ご理解の上よろしくお願いいたします。
アクセス
電 車:JR山陰本線山陰本線「石原駅」から徒歩15分、JR山陰本線「福知山駅」から京都交通バス(福知山線)で「観音寺」下車、徒歩15分
自動車:舞鶴若狭自動車道「福知山」ICから綾部方面へ5分
駐車場 あり
まとめ
御朱印帳も忘れずに
