大阪を代表する祭り「天神祭」
京都「祇園祭」、東京「神田祭」と並び日本三大祭りのひとつ、「天神祭」船渡御のフィナーレとして打ち上げられる奉納花火。
各地の花火大会よりひと足早く行われるので、この花火から夏が始まるという人も多いです。
2022年天神祭奉納花火は新型コロナウイルスの影響により中止となっております。
コンテンツ
天神祭
祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日で、各地の天満宮で25日前後に行われる。各神社で行われる天神祭の中では、大阪天満宮を中心として大阪市で行われる天神祭が有名です。
天神祭の日程は7月24日の宵宮、25日の本宮だけだと思われがちですが、実は6月の下旬から祭りは始まっています。有名なギャルみこしは23日に行われます。
25日の本宮の夜は、船渡御の乗船場までの神輿渡御に随伴して約4キロを約3,000人が行列する陸渡御
御神霊をのせた御鳳輦奉安船、催太鼓船や地車囃子船など神に仕える講社の供奉船、神をお迎えする風流人形を飾った御迎船など、大川に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われます。渡御の渡中、御鳳輦船では水上祭が斎行され、定着している舞台船や供奉船から神楽や囃子が奉納される。
この時間に川崎公園・桜ノ宮公園の2か所の打ち上げ場所から奉納花火があがります。
大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿より火と水の祭典とも呼ばれています。

奉納花火
18:00に始まる船渡御のクライマックスに近づく19:30位から、奉納花火は上がりはじめます。
日程・時間・打ち上げ場所
日時:2022年7月25日 中止
時間:19:30~20:50
打ち上げ場所:川崎公園、桜ノ宮公園グランド
雨天の場合は開催、荒天の場合には中止
花火のみどころ
花火のオープニングを飾るのは、菅原道真公にちなんで打ち上げられる梅鉢形のオリジナル花火「紅梅」です。これは天神祭り奉納花火でしかみられない花火です。
金鳥のCMで有名な協賛企業の仕掛け花火は、現地でしか観れない花火です。
人気スポット
桜ノ宮公園
メインの会場であり、一番人気の会場。毎年夕方にはいっぱいになります。2会場の打ち上げ花火に仕掛け花火も観ることが出来ます。
たくさんの屋台も出ているので、花火の合間も楽しめます。
アクセス:JR大阪環状線「桜ノ宮」駅徒歩2分
目安時間:昼から夕方までに
OAP(大阪アメニティパーク)
桜ノ宮公園の対岸、仕掛け花火は観えませんが、桜ノ宮会場は目の前。川崎会場が見えるところと見えないところがあるので、早めの場所取りは必要です。
アクセス:JR大阪環状線「桜ノ宮」駅徒歩3分
目安時間:昼から、場所によっては朝から
川崎橋周辺
造幣局の近くの川崎橋近くの川崎公園は打ち上げ場所にちかく、かなりの迫力です。桜ノ宮会場からは離れますので、少し観やすいです。
天満橋寄りには、屋台もたくさん出ています。
※川崎橋は18時から閉鎖されますので注意
アクセス:京阪本線、大阪地下鉄谷町線「天満橋駅」徒歩4分
JR東西線「大阪城北詰」駅徒歩2分
目安時間:夕方から(花火スポットは少ないので注意)
源八橋
川崎橋が封鎖されてから、各会場に一番近く観れる橋として有名ですが、それだけに場所取りは激しいです。川面に写る花火が観れる最高の場所です。
アクセス:JR大阪環状線「桜ノ宮」駅徒歩2分
目安時間:夕方から、場所によっては朝から
桜宮橋
国道1号線が走る桜宮橋は通称「銀橋」と呼ばれる美しい橋、桜ノ宮会場、川崎会場どちらも間近に観えるため人気のスポットです。かなり混雑するので「桜ノ宮駅」は避ける方が賢明です。
アクセス:JR東西線「大阪城北詰」駅、徒歩2分
目安時間:夕方から
穴場スポット
大阪城公園
少し離れますが、ゆっくり観たい方にはおすすめの大阪城公園。公園部分はビルに遮られる場所が多いので、天守閣方面か大阪城ホールのあたりが見どころです。
こちらはとくに屋台などはありませんが、先日大阪城公園駅前にオープンしたJO-TERRACE OSAKAの飲食店で食事も出来ます。
アクセス:JR大阪環状線「大阪城公園」駅、東西線「大阪城北詰」駅、地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅、地下鉄中央線、谷町線「谷町4丁目」駅からすぐ
目安時間:よく見える場所をとるなら早めがいい
大阪ビジネスパーク
大阪ビジネスパーク西端のクリスタルタワー近辺は川に囲まれた穴場スポット。場所によって見切れるところもあるので、より見やすいところを探しましょう。
アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅すぐ
JR大阪環状線、東西線、京阪本線「京橋」駅徒歩5分
OAPタワー、ツイン21、阪急32番街
ビルから花火を眺めるのも一つの手段です。よく見える場所ははやく埋まってしまうので注意!各ビルのレストランを予約し、食事をしながら観るのもひとつの手です。
ホテルプラン
帝国ホテル大阪
OAPタワーにある「帝国ホテル大阪」では宿泊、レストラン、帝国ホテル奉拝船など、各種プランを用意されています。
ホテルから眼の前に見える天神祭奉納花火を楽しめますね。
http://www.imperialhotel.co.jp/j/osaka/special/tenjin2017/index.html
宿泊プラン、レストランプランあり
大阪キャッスルホテル
京阪電車「天満橋」駅上にある「大阪キャッスルホテル」はレストランでのバイキングプランと小宴会場貸切プランなどがあります。
宿泊は部屋の方向を確認してから予約するのがいいでしょう。
http://www.osaka-castle.co.jp/assets/upload/event/1498197144_064831900.pdf
宿泊プラン、レストランプランあり 要確認
有料観覧席
料金を払ってゆっくり見たいという方はこちらへどうぞ!
桜ノ宮公園南側《特別観覧席》
500席限定の特別観覧席。眼の前で迫力のある花火が観覧できます。
時間:7月25日18:00~21:00
場所:桜ノ宮公園南側
料金:8500円(弁当、お茶つき)小学生以上有料
お問い合せ先:天満クリエイト TEL06-4792-8770
TGOO×TENJIN FIRE WORKS FESTIVAL 2019
THE GARDEN ORIENTAL OSAKAで、天神祭奉納花火の特別観覧を用意しています。
時間:7月25日17:00~22:00
場所:THE GARDEN ORIENTAL OSAKA(JR東西線「大阪城北詰」駅徒歩2分) GARDENエリア
料金:大人8,000円
FOOD・DRINK チケット2枚(¥1,000分)付
※未就学児無料
ふれあいの水辺《特別観覧席》
「奉納花火」は天神祭の見どころのひとつです。今年も花火を間近で観覧できる会場を設置いたします。
時間:7月25日18:00~21:00
場所:大阪ふれあいの水辺(源八橋下流左岸砂浜)(JR環状線「桜ノ宮」駅徒歩2分)
料金:
【テーブル指定席】1テーブル 24,000円
(5,500円×4人席 ※バラでの購入不可
・お席は、1テーブルにつき4名様までとなり、1テーブルにつき4枚のチケットが発行されます。
・本券1枚につきソフトドリンク1本と、記念品としてレジャーシート1枚差し上げます。
・指定席のお席は選べませんので、予めご了承下さい。
【砂浜自由席】1人 4,000円(レジャーシート付)
・イス、テーブルはございません。
・本券1枚につきソフトドリンク1本と、記念品としてレジャーシート1枚差し上げます。
・記念品のレジャーシート以外での場所とりはご遠慮ください。
お問い合わせ先:「天神祭特別プロジェクト」事務局 TEL06-6809-1588
http://tenjinmatsuri.digital-guide.net/project/
船渡御(ふなとぎょ)観覧席(天満橋河川敷)
船渡御の船列を川岸から間近で見られる特設会場です。
「天神祭」の見どころである「船渡御」を最も間近でご覧いただける席です。 神様を乗せた船“御鳳輦奉安船”など、約100隻の船団が大川を行き交い、また約4,000発の奉納花火も見所です。
時間:7月25日17:00~21:00
場所:天満橋南詰河川敷公園(OMM北側、京阪電車、地下鉄谷町線「天満橋」駅前)
料金:SS席10,000円、S席8,500円、A席6,000円
大阪名物ビリケン弁当付(売店利用券300円付):SS席11,500円、S席10,000円、A席7,500円

JTBより引用
17:00 開場:天満天神御伽衆(おとぎしゅう)による船渡御のご案内及び大阪締めの練習
18:00 船渡御スタート(適宜解説あり、大阪締め交換体験など)
19:30 奉納花火スタート
21:00 終了
お問い合わせ先:
JTB 大阪第一事業部
TEL:06-6252-2513
OMM屋上観覧席(奉納花火観覧席)
OMM21階屋上庭園を特設会場としており、花火を眼下に眺められるプレミアム観覧席です。
「天神祭」の見どころである約4,000発の「奉納花火」やライトアップされた大阪城、大阪市内の絶景などをご覧いただけます。
また、当会場は「全席指定・特製弁当付」(観覧席とは別に飲食スペースを設けています)となっておりますので、ゆったりとお楽しみいただくことができます。
※「船渡御」はご覧いただけません
時間:7月25日18:30~21:00
場所:OMMビル21階屋上(京阪電車、地下鉄谷町線「天満橋」駅前)
料金:18,000円(天神祭オリジナル弁当、ソフトドリンク1本、天神祭ガイドブック付)
18:30 開場
19:30 奉納花火スタート
21:00 終了
お問い合わせ先:
JTB 大阪第一事業部
TEL:06-6252-2513
桜之宮 船渡御観覧席
昨年より新規設定の会場です。
桜の名所として有名な「毛馬桜之宮公園」の浮島を活用した川沿いの会場で、会場横から打ち上がる約4,000発の奉納花火の迫力と船渡御が間近に見られるロケーションが特徴です。
会場周囲は通常、花火打上げの安全帯として立ち入り禁止となっている場所になりますが、特別な許可を得て、商品設定が可能となりました。
時間:7月25日17:30~21:00(開場17:30)
場所:大阪市毛馬桜之宮公園(JR大阪環状線「桜ノ宮」駅徒歩2分)
料金:16,000円(天神祭オリジナル弁当、天神祭うちわ、渡御解説書、虫除けグッズ、ソフトドリンク1本、天神祭ガイドブック付)
17:30 開場
18:00 船渡御スタート
19:30 奉納花火スタート
21:00 終了
お問い合わせ先:
JTB 大阪第一事業部
TEL:06-6252-2513
OAPプラザ
OAPプラザでは、天神祭の神賑行事「奉納花火」をごゆっくりとご覧いたたける観覧席をご用意いたします。
観覧席入場券は、OAPプラザ各店舗での入場券付きプランのご利用でお求めいただけます。
7月1日より予約受付開始
乗船する
少し料金は張りますが、いっそのこと船に乗って船渡御に参加するのもいいですね!
御羽車講の乗船券
日本三大祭の1つ天神祭船渡御の船に乗船し、
大川を華麗に航行する約100艘の船と共に天神祭を満喫しませんか。
時間:7月25日 17:30~21:15
乗船場所:天神橋北詰西側(京阪電車、地下鉄堺筋線「北浜」駅徒歩3分)
料金:25,000円(御弁当・お茶・ビール・記念品付)
詳細は乗船券に記載(乗船場所・乗船時間・地図・船番号)
簡易トイレあり
お問い合わせ先:天四北商店街事務所 天四北会館 06-6358-5136
米穀商 御錦蓋講
御錦蓋という御神具をお乗せした「供奉船」での船渡御の乗船企画です。
船上では、ガイドさんの説明を聞きながら、奉納花火はもちろん、お楽しみ福引き、お神楽の奏上、巫女さんの舞などを楽しんでいただけます。
時間:7月25日 16:00~21:30(17:30 までに乗船ください)
乗船場所:天神橋北詰(京阪電車、地下鉄堺筋線「北浜」駅徒歩3分)
料金:25,000円(御弁当・お茶・ビール・記念品付)
詳細は乗船券に記載(乗船場所・乗船時間・地図・船番号)
簡易トイレあり
乗船券の購入ご希望の方は、下記の事務局までお電話で問い合わせるか、「申し込み用紙」をダウンロードして、お名前、性別、年齢、ご住所、連絡先TELを記載し下記の事務局にFAXしてください。
申込用紙はこちらから
お問い合わせ先:
御錦蓋講(おきんがいこう)事務局
松ヶ枝米穀店 担当:中塚
電話 06-6351-5659/FAX 06-4800-0433
船渡御奉拝船(アクアライナー)
アクアライナーに乗って船渡御に参加しよう!リーズナブルです。
乗船場が少し遠いです。
時間:7月25日17:30~21:00
乗船場所:桜ノ宮公園内 大阪水上バス 友渕港のりば(地下鉄谷町線「都島」駅徒歩15分)
料金:18,000円(御弁当・お茶付き)
屋根付きで開閉は出来ないタイプの船です。
お問い合わせ先:
「天神祭特別プロジェクト」事務局 TEL06-6809-1588
http://tenjinmatsuri.digital-guide.net/project/
まとめ
有料席を調べていましたが、意外と残っているのに驚きました。船渡御も残っている船もあるのにも驚きました。
日本三大祭りのフィナーレを飾る花火。数は5000発程度で、街中なので大玉は打ち上げれませんが、間近で観れるので迫力は充分伝わります。
1000年以上の歴史が詰まった祭り、みなさんそれぞれ楽しんでください。少しはお役に立てれば幸いです。
虫よけ、食料・飲料、ごみ袋、レジャーシートはお忘れなく!
※公式HPに情報は随時アップされます
天神祭公式HP
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