大阪市交通局は2018年(平成30)1月25日(木)、地下鉄の新会社である大阪市高速電気軌道の愛称を「Osaka Metro」に決定し、併せてビジとュアルシンボルとなるロゴも決定したと発表しました。
地下鉄新会社ブランドを、お客さまをはじめ皆様に覚えていただけるよう、愛称やロゴを2018年(平成30)年4月1日から、広く展開していくようです。
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Osaka Metro 大阪メトロ
ブランドコンセプト
”走り続ける、変わり続ける。”
「走り続けるために、変わり続ける。(Change to Run)」と「走り続けながら、変わり続ける。(Run and Change)」の二つの意味を持たせ、新会社のめざす方向性を示しています。
愛称
「Metro(メトロ)」の語源は、首都や大都市を表す「metropolis(メトロポリス)」ですが、世界の主要な都市の「地下鉄」を表す言葉として世界的に認知された名称で、多くの国・都市で使用されています。
今後の大阪のさらなる国際化を見据え、グローバルスタンダードである「Metro」を愛称に取り入れることで、「名立たる世界の大都市の『Metro』と肩を並べるとともに、大阪らしい『Metro』になる。」という強い決意を込めました。
ロゴ
「Metro」の「M」の中に「Osaka(大阪)」の「O」を内包し、螺旋状の動きのあるフォルムで、「走り続ける」エネルギーや動力・推進力を表しました。
色は、深く鮮やかな青をメインに用いることで、安全・安心の印象を想起させるとともに、エネルギッシュな大阪のまちや、走り続ける活力をイメージしました。
また、動くシンボルマークとして、「マーク=平面の図形」という概念を打ち破る「チャレンジ精神」を表し、新会社がめざす「走り続ける」「変わり続ける」姿を象徴化しました。
「Osaka(大阪)」の「O」を内包する「Metro」の「M」
シンプルですが親しみがわくロゴですね。
コーポレートスローガン
新会社のスタート時点であるからこそ、お客さまにも社員にも新会社がめざす方向性をしっかりと示すことに重点を置き、あえてブランドコンセプトと同じ言葉をコーポレートスローガンとしました。
「これからも『走り続ける』こと、そして、ニーズや時代の流れに合わせて『変わり続ける』こと」を宣言し、約束する強い決意を込めました。
民営化で変わること
基本的なことはすべてそのまま引き継がれます。
サービスも民営化以前からかなり向上してきています。
将来的には地下鉄インフラを利用した不動産事業など多角的な経営に乗り出すことでしょう。
最後に
大阪市交通局110年の歴史の終止符がいよいよ近づいてきました。
「コマル」のロゴ以外は民営会社に引き継がれるので、使う限りいつもと変わりはないでしょう。
企業としての大阪市交通局は営業係数44.9の超優良企業です。
そこに交通局改革によって、とくにトイレが綺麗になったことは、利用者にとって嬉しいことです。その他エキナカ、なんば駅改造、ホームドア設置と改革以前とは見違える鉄道路線になったと思います。