GW

[京都]春の非公開文化財特別公開2019の期間と内容、アクセス、キャンペーン

今回は「奉祝 天皇陛下御即位 京都非公開文化財特別公開」として開催されます。

 

場所は京都市内19か所、八幡市内1か所の計20か所を公開します。

期間も2019年(平成31年)4月27日(金)からゴールデンウィークの10連休に重なり、普段は公開されていない文化財の数々を拝見できるとてもよい機会です。

 

公開場所、公開内容、期間、住所、おすすめ、地図・アクセス、関連キャンペーンなど簡単にまとめました。

 

第55回2019年秋、京都非公開文化財特別公開はこちら

 

[adsense]

 

奉祝 天皇陛下御即位 京都非公開文化財特別公開

 

「京都非公開文化財特別公開」は昭和40年にはじまった文化財愛護の普及啓発事業で、文化財を公開することにより、市民あるいは広く国民的な活用に資し、且つそれに基づいて文化財愛護の関心を高めるという趣旨のもと、春・秋の年2回開催しており今回で通算73回目の開催になります。今回は京都市18か所、八幡市1か所を公開します。

 

期間・時間・拝観料

 

【期 間】 平成31年4月26日(金)~令和元年5月6日(月・祝)

【時 間】 午前9時~午後4時(拝観受付)

【拝観料】 1か所大人800円、中高生400円

※保護者同伴につき、小学生以下のお子様一名の拝観料は不要です。

※「泉涌寺 本坊」は別途入山料500円必要です。

 

 

 

非公開文化財 公開場所・内容・所在地一覧

 

太字は初公開

公開場所  公開内容  所在地
上賀茂神社 本殿《国宝》、権殿《国宝》、高倉殿《重文》にてご社宝公開 京都市北区上賀茂本山
仁和寺 金堂・本坊 金堂 《国宝》、御本尊阿弥陀三尊像、金堂内陣壁画、経蔵《重文》、他 京都市右京区御室大内
北野天満宮 紫紙金字金光明最勝王経巻第一《重文・後宇多上皇宸翰》など御神宝を公開 京都市上京区馬喰町
慈受院 御本尊釈迦如来像、阿弥陀如来像(後水尾天皇念持仏)、大織冠絵巻、狩野探信筆「花鳥図」、庭園、他 京都市上京区堀川通寺之内上る
宝鏡寺 本堂(市指定文化財)、阿弥陀如来立像(光格天皇勅作)、日野富子御木像、狩野探幽筆襖絵、円山応挙筆杉戸絵、他 京都市上京区堀川通寺之内東入
光照院 御本尊釈迦如来立像、毘沙門天像(東福門院念持仏)、常磐会館(昭和天皇御大典の建物)にて御寺宝を公開、他 京都市上京区新町通上立売上る
三時知恩寺 秘仏善導大師像、源氏絵扇面貼交襖、狩野永納筆「四季花鳥図屏風」《市指定》、他 京都市上京区新町通上立売下る
下鴨神社 東西本殿《国宝》、三井神社《重文》、大炊殿《重文》、神服殿《重文》、他 京都市左京区下鴨泉川町
金戒光明寺 山門 山門《府指定文化財》二層内部、天井画 蟠龍図、他 京都市左京区黒谷町
知恩院 大方丈 小方丈 方丈庭園 大方丈《重文》、小方丈《重文》、狩野尚信・狩野信政筆方丈襖絵、方丈庭園《市指定名勝》、他 京都市東山区林下町
金戒光明寺山門 山門《府指定文化財》二層内部、天井画、蟠龍図、他 京都市左京区黒谷町

聖護院

積善院

御本尊不動明王立像《重文》、光格天皇念持仏、光格天皇仮御所、狩野派障壁画百五十面、書院《重文》

不動明王立像《重文》準提観世音菩薩像弁財天女尊立像、他

京都市左京区聖護院中町
得浄明院 御本尊一光三尊阿弥陀如来像、三公像、お戒壇めぐり、御絵伝、他 京都市東山区新橋通大和大路東入
長楽寺 御本尊准胝観音像(天皇陛下御即位の際にのみ御開帳される秘仏)、安徳天皇御衣幡一遍上人像《重文》、他 京都市東山区円山町
泉涌寺 本坊 霊明殿(明治天皇によって再建された皇室の尊牌殿)、光格天皇御影、御座所、海会堂、庭園、他 京都市東山区泉涌寺山内町
毘沙門堂 霊殿及び霊殿内陣、内陣壁画、毘沙門堂ゆかりの法親王像、本堂、宸殿、他 京都市山科区安朱稲荷山町
安祥寺 御本尊十一面観音立像《重文》四天王像地蔵菩薩像弘法大師はじめ歴代上人像梵鐘《府指定》、他 京都市山科区御陵平林町
随心院 御本尊如意輪観世音菩薩坐像の特別御開帳(鎌倉時代)、金剛薩捶坐像《重文》、阿弥陀如来坐像《重文》、他 京都市山科区小野御霊町
勧修寺 書院《明正天皇旧御殿・重文》、書院障壁画:土佐光起筆「近江八景図」・土佐光成筆「龍田川紅葉図」、池泉庭園、他 京都市山科区勧修寺仁王堂町
東寺 五重塔 五重塔《国宝》初層内陣 京都市南区九条町
石清水八幡宮 御本殿《国宝》、御社殿《国宝》、織田信長寄進「黄金の樋」・左甚五郎作「目貫の猿」、他 八幡市八幡高坊

 

※公開期間に注意してください

金戒光明寺三門は4月28日(日)から5月6日(月・休)まで公開

知恩院大方丈、小方丈、方丈庭園は4月28日(日)から5月10日(金)まで公開

長楽寺は5月1日(水・祝)から5月10日(金)まで公開

毘沙門堂は4月26日(金)から5月10日(金)まで公開

安祥寺は4月26日(金)から5月10日(金)まで公開

 

 

おすすめ・初公開

 

長楽寺

天皇陛下御即位の際にのみ御開帳される秘仏御本尊准胝観音像安徳天皇御衣幡一遍上人像(重文)など、初公開されます。

長楽寺かつての境内地は、円山公園の大部分や大谷祖廟の境内地を含む広大な敷地でした。

 

御本尊准胝観音像特別御開帳

令和元年5月1日(水)~6月16日(日)午前11時~午後5時まで

 

 

安祥寺

普段は寺内非公開

御本尊十一面観音立像(重文)四天王像地蔵菩薩像弘法大師はじめ歴代上人像梵鐘など初公開されます。

 

木造五智如来坐像が、今年国宝に指定されます。

(2019年4月16日(火) ~ 2019年5月6日(月)東京国立博物館にて平成31年 新指定 国宝・重要文化財に大日如来坐像、阿弥陀如来坐像、不空成就如来坐像が展示されています)

 

 

積善院

聖護院の塔頭

不動明王立像《重文》準提観世音菩薩像弁財天女尊立像など初公開されます。

「人食い地蔵」と呼ばれる崇徳院地蔵があります。

 

 

地図・交通図

 

 

 

さいごに

 

御朱印帳も忘れずに

初心者にもわかる御朱印集め!人気の朱印帳、マナー、意味、寺社の御朱印

 

 

RELATED POST