歴史の宝庫で神社仏閣が数多くある奈良
今年も秋を迎え普段非公開の仏像も、定期的に公開されたり、特別に公開される仏像などがあります。
壷阪寺では、秘仏が初公開されます。
おすすめ、気になった仏像公開情報、期間、場所をまとめてご紹介します。
中期
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コンテンツ
1. 阿修羅 -天平乾漆群像展 興福寺
興福寺国宝館が耐震改修工事のため平成29年末まで閉館。
その間、国宝館に展示されていました仏像のうち、当時の西金堂に安置されていた阿修羅を含む乾漆八部衆、釈迦の弟子と言われる乾漆十大弟子、四天王、天燈鬼、龍頭鬼、本尊阿弥陀如来が仮金堂に移り、出来るだけ当時の並びで展示されています。
春の展示が終わり、秋の展示がいよいよはじまります。
お堂で観る阿修羅、この貴重な機会に是非
東金堂では、旧本尊の国宝仏頭が里帰りしています
期間
2017年3月15日~6月18日(前期)
2017年9月15日~11月19日(後期)
場所
興福寺仮金堂
奈良市登大路町48
拝観料
900円(東金堂共通)
興福寺
2. 白鳳秘仏寺宝特別公開 般若寺
般若寺は9月20日から恒例の秋季の寺宝特別公開が始まります。公開されるのは「阿弥陀如来」「胎内仏三尊」(いずれも重要文化財)といった白鳳秘仏の数々。
そのほか「金銅五輪塔」などの寺宝も開陳される、貴重な機会ですのでお見逃しなく。
寺内に咲くコスモスも見頃です。
期間
9月20日 ~ 11月11日
9:00~17:00
場所
般若寺
奈良市般若寺町221
拝観料
大人500円 中高生200円 小学生100円 (団体割引あり)
般若寺
3. 本尊・十一面観音菩薩立像 大安寺
本堂中央の御本尊で普段は秘仏です。
頭部や左手などに後補の部分がありますが、体部および台座はよく保存されています。
毎年10月、11月に開扉されます。重要文化財
楊柳観音や他の仏像も拝観するのもいいでしょう。
本尊・十一面観音菩薩立像
期間
10月1日 ~ 11月30日
9:00~17:00 ※受付は16:00まで
場所
大安寺
奈良市大安寺2-18-1
拝観料
秘仏特別拝観期(馬頭観音:3月、十一面観音:10月~11月)
・大人…500円
・大学生…500円
・高校生…400円
・中学生…300円
・小学生以下…200円
通常は100円引き
大安寺
http://www.daianji.or.jp/index.html
4. 西国三十三所草創1300年記念初公開 阿弥陀如来像 壺阪寺
西国三十三所観音霊場第6番札所、壷阪寺(南法華寺)
壷阪寺が所蔵する平安期の秘仏「阿弥陀如来像」 を、「礼堂」にて初めて公開します。
期間
10月1日 ~ 12月3日
8:30~17:00
場所
壷阪寺(南法華寺)
高市郡高取町壷阪3
拝観料
大人(18歳以上)…600円
小人(17歳以下)…100円
幼児(5歳以下)…無料
壷阪寺
http://www.tsubosaka1300.or.jp/index.html
5. 聖倉殿特別公開 橘寺
本堂の太子殿には、聖徳太子35歳の像(重文)が安置されています。宝物殿である聖倉殿が1ヶ月ほど開扉し、伝・日羅立像(重文)や地蔵菩薩立像(重文)などの寺宝の数々が特別公開します。
10月22日は、秋季聖徳太子お会式が営まれます。
期間
10月7日 ~ 11月5日
9:00~17:00 ※受付は~16:30
場所
橘寺
高市郡明日香村橘532
拝観料
大人…350円
中高校生…300円
小学生…150円
6. 本尊大観音尊像秋季特別拝観 長谷寺
普段は関係者以外立ち入りが禁止されている、国宝本堂の中に入る事ができ、観音 様のお御足に直接触れてお参り出来ます。
寺宝展では、仏画や武具などの寺宝が特別公開されます。
期間
10月14日(土)~12月3日(日)
(本尊特別拝観 09:30~16:30、秋季特別寺宝展 09:00~16:00 ※受付はどちらも終了30分前)
場所
長谷寺本堂(観音堂)
桜井市初瀬731-1
拝観料
大人…500円
小学生…250円
長谷寺
まとめ
秋の秘仏公開を中心に書いていましたが、まだまだ公開が多くこちらは前半としました。
後半は10月中旬からの秘仏公開情報をお届けします。
この機会にご朱印も集めてみてはどうでしょうか!
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