建て替え中の阪神百貨店梅田本店は、6月1日に第1期棟をオープンし、地下1階と1階に開設する食のフロアを充実させるようです。
旧建物の建て替えに伴い営業をやめていた、名物の立ち食いフードコート「スナックパーク」も復活します。
スナックパークに入る店、食のフロア「阪神食品館」などまとめました。
スナックパーク
スナックパークは前身の「おやつセンター」が昭和32年に開業。
ラーメンやうどん、オムライス、マクドナルドなど300~400円前後のメニューが中心で、「食の阪神」を象徴するコーナーとして人気がありました。16店舖でしたが、建て替えのため阪神名物いか焼きなど、「スナパー」として西側に移転した一部店舗を除き、平成27年2月に営業を終了しました。
営業最終日
閉店以来ずっと待望されていた「スナックパーク」
ここは買い物や仕事や乗換の合間にサクッと食事できると、男女問わず幅広い年齢層から重宝されたエリア。
阪神名物の「いか焼き」も現在の場所から移転、安く食べれるコナモンですがクセになる美味しさの「ちょぼ焼き」、最終日には1000皿を売り上げたオムライス焼き名人のいるオムライスの「たまご丸(玉子丸)」など人気テナントに加え、新業態も加わり全13店舗に。
西長堀にある人気ラーメン店「カドヤ食堂」が新たに開発した中華そばなど、500円以下で楽しめるメニューを提供予定。「道頓堀赤鬼」「焼きスパ&ワインローマ軒」「立ち喰い魚 ふじ屋」などの人気店が新たに出店します。
また夜のバル遣いもできるように、ビールも安価で提供できるよう目指すとのこと。
スナックパーク出店店舗
再出店
阪神名物 いか焼き(いか焼き)
ちょぼ焼き(コナモン)
御座候(回転焼き)
うまかラーメン(ラーメン)
たまご丸(オムライス)
新出店
カドヤ食堂(中華そば)
立ち喰い魚 ふじ屋(海鮮)
牛焼き みらく(丼)
道頓堀赤鬼(お好み焼き&焼きそば)
とり天うどん てんぼう(うどん)
天ぷらの山(天ぷら)
焼きスパ&ワイン ローマ軒(焼きスパゲッティ)
魚がし日本一(寿司)
その他期間限定で、えきそばメシ、ジャマイカブルーマウンテンコーヒーが出店します。
建て替え前の店舗
スナックパーク(イメージ)
阪神食品館
「食の阪神」と言われるように、食料品売り場が1期棟では地下1階だけではなく1階にも拡大。
1階には約400種のワインが無料でテイスティングできる日本最大級のワインコーナーがある「リカーマルシェ」、1日約15ブランドの食パンが週替わりなどで提供される「パンマルシェ」、アメリカの人気ハンバーガーレストラン「シェイク シャック」が関西で初登場します。
また地下1階はスナックパークのほか、総菜売場は時短ニーズに対応した店舗がそろい、新業態として、うどんすき「美々卯」が手掛ける割烹弁当、吉野寿司プロデュースのいなり専門店「上方いなり 嘉助」、「カンナムデリ」などが新規出店します。
1階
リカーマルシェ(ワイン)
パンマルシェ(パン)
シェイク シャック(ハンバーガー)
田代珈琲(カフェ)
など
地下1階
- 惣菜
美々卯
お魚弁当 富惣
上方いなり 嘉助
チャンロイ
玉子丸
カンナムデリ
など
- 生鮮&食料雑貨
フレッシュホルモンコーナー
ひげ川
味噌元
など
- 和洋菓子
ヴィタメール
ルルメリー
フランシーズ
Dia la Chiffon
普門庵
GOJODO(五條堂)
京てまり
など
まとめ
「えきそば」と「チャーメン」が復活しなかったのは残念ですが、新たにカドヤ食堂のワンコインラーメンなど魅力的なお店が集まっていて楽しみです。
ルクア大阪の「バルチカ」、「LUCUA FOOD HALL」、阪急三番街の「UMEDA FOOD HALL」など近隣ライバルとの競合になりますが、阪神らしい色に期待します。
生鮮食品、惣菜、和洋菓子に強い阪神、あとどんな店が出店するのか楽しみです。
2期棟オープンの2021年が待ち遠しいです。
スナックパーク「玉子丸」オムライス名人のおばちゃんの動画です