相馬市の松川浦と太平洋を仕切り、海岸堤防と一体で県が代行整備を進めてきた市道大洲(おおす)松川線、通称「大洲松川ライン」が4月21日午後3時開通します。東日本大震災から7年余りを経ての完成です。
かつての松林はありませんが、松川浦と太平洋の間を走り抜ける快適なドライブが楽しめ、観光の集客が見込まれます。
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大洲松川ライン
大洲松川線や両海岸は、2011年3月11日の震災の大津波で全壊しました。震災前は松林などが植えられていた、砂州によって仕切られた自然堤防に補強を加えたものでした。
被災後は、堤防が崩壊し約400mにわたり太平洋側に開口部ができていました。
復旧に当たり、海岸堤防の高さを被災前よりも1メートル高い7.2メートルにかさ上げしまし、さらに堤防の最上部と松川浦側を厚さ50センチのコンクリートで被い、堤防斜面の最下部に5メートルの鉄板を打ち込み、津波に強い構造に仕上げています。
開通日時
2018年4月21日 15時
開通セレモニー
開通当日10時30分から、大洲松川線と海岸堤防が整備された松川大洲、大浜両地区海岸の合同完成式が現地で行われ、テープカットや通り初めなどで祝う。
全長
5919.2メートル
場所
最後に
訪れた際に被災しましたが、見事元の地で復活したホッキ飯の名店「たこ八」にも訪れてみては。
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