ヴィッセル神戸での2ゴールで、Jリーグ衝撃的デビューを飾ったルーカス・ポドルスキ
まずはデビュー戦衝撃のゴール動画を
”2017年1月20日に衝撃的ニュースが流れました”
2014年のW杯ブラジル大会を制したドイツ代表で背番号「10番」を背負い、同代表で歴代3位となる国際Aマッチ通算48ゴールをあげた、FW(フォワード)ルーカス・ポドルスキ(31)が、J1のヴィッセル神戸に完全移籍することに合意したと。
以前はJリーグにビッグネームはたくさんいました。初年度のジーコ、リトバルスキー、リネカーと華やかでしたが、次第にチーム予算も厳しくなる中、ビッグネームは資金力に勝る中国スーパーリーグに次第多く行くようになりました。
Jリーグの外国人は若いブラジル選手が多くを占める中、久々の世界のビックネームのJリーグ加入に驚きました。ビックネームは2014年にセレッソ大阪に来た、元ウルグアイ代表のFWディエゴ・フォルラン以来でしょうか。
ポドルスキとはいったいどんな選手なんでしょうか?経歴、ポジション、プレースタイル
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ルーカス・ポドルスキ
ルーカス・ポドルスキ(独名: Lukas Podolski )は、ポーランド・グリヴィツェ出身のポーランド系ドイツ人
1985年6月4日生れの32歳
愛称は「ポルディ」
ポジション
主にフォワードを務めるが、サイドハーフやトップ下としてもプレーする。
プレースタイル
左足から放たれる強力なシュートが持ち味であり、スピードを生かした縦への突破からゴール前の味方選手に対して、ライナー性の高速クロスを供給するなどチャンスメイク能力も高い。
サイドで起用された際には「囮のフォワード」としての役割を担う。
守備意識は低い。
生い立ちとクラブ経歴
出身地のグリヴィツェのあるシレジア地方は1945年までドイツの領土でしたが(旧ドイツ東部領土)、彼が2歳の時にポドルスキの一家が東方移民の末裔と認められて、両親とともにドイツに移住しました。
1.FCケルンの下部組織に入りその後プロデビュー、トップチームに抜擢され1部ブンデスリーガで活躍し、チームが2部降格になる時、バイエルン・ミュンヘンからのオファーに、彼の才能を認めチームも快く送り出した。
しかし、移籍先初年度に怪我をし出場出来なくなると、ビッグクラブのバイエルン・ミュンヘンは2年目に、イタリア代表トーニ、フランス代表リベリー、ドイツ代表クローゼとFWの大補強を実行、次第に出場機会も失われました。
3年目も控えが多く、移籍を希望していましたところ、古巣の1.FCケルンに3年ぶりの移籍。移籍当初はなかなか実力を出せませんでしたが、2年目には本来の実力を発揮しましたが、3年目には2部降格、契約によりイングランドのビッグクラブ、アーセナルに移籍。
アーセナルでは期待通りの活躍はしていましたが、やはり怪我で出場機会を失い3年目はほとんど途中出場になり、イタリアのビッグクラブ、インテル・ミラノに移籍。しかし、インテル・ミラノには合わず、1年でトルコリーグの強豪ガラタサライに移籍。
ガラタサライでは期待通りの活躍をし、今年1月にはヴィッセル神戸に完全移籍に合意しました。
クラブでは怪我も多く年間を通して活躍は少ないです。
しかし、ドイツ代表では
ドイツ代表
2004年に初招集。地元ドイツで行われた2006年FIFAワールドカップでは、同じポーランド系のクローゼとの2トップで絶妙のコンビネーションをみせ、全7試合に出場し3得点で最優秀若手選手賞を受賞。アルゼンチンのメッシ、ポルトガルのC・ロナウド、スペインのセスクを抑えての受賞です。
UEFA EURO 2008では予選は控えでしたが、本戦に入ると左のサイドハーフで大活躍、ドイツ代表を準優勝に導く活躍をしました。
南アフリカでの2010年FIFAワールドカップでもレギュラーで活躍、UEFA EURO 2012では不調で出場は少なくなりました。
ブラジルでの2014年FIFAワールドカップでは、若手の台頭により2試合しか出場機会がなく、ラーム、メルデザッカー、クローゼら長年の盟友が代表引退するなか、代表続行を決意しUEFA EURO 2016に1試合出場し代表を引退。
2017年3月17日の代表引退試合は親善試合のイングランド戦で自らゴールを決め花道を飾り、ドイツ代表で歴代3位となる130試合に出場し、4位となる49ゴールを残して13年間の代表でのキャリアを終えました。
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人物
親日家だが、寿司は苦手
武器はなんといっても「左足」から放たれるシュート
キャプテン翼が好きで、シンガードには登場人物である日向小次郎のイラストが入っている
冗談が多く、真面目なのか不真面目なのかよくわからないタイプ
朝、関西空港に到着した際に、空港職員が勤務前に体操する姿を、ドイツ人のポドルスキには面白く思えたらしく、こんなお茶目な一面も
https://twitter.com/Podolski10/status/893061238980202498
「私の身体の中に二つの心臓が鳴り響いている」と語るなど、ドイツ、ポーランドどちらの国も愛している
F1ドライバーのミハエル・シューマッハとは親交があります
私生活では、一般女性と2004年より交際を始め2008年4月に一児をもうけ、2011年4月に入籍
幼少期を過ごしたベルクハイムに自身の名を冠したルーカス・ポドルスキ・シュポルトパルクというスタジアムを建設
ポドルスキの歴代スーパーゴール集をどうぞ
まとめ
過去Jリーグには、ジーコ、ストイコビッチ、レオナルド、スキラッチ、エムボマ、ドゥンガ、ブッフバルト、ジーニョなど活躍し、Jリーグの顔となった選手も多くいます。
一方、リネカー、ストイチコフ、ベベト、ミューレル、イルハン、ワンチョペ、ユングベリとアジャストせずに去って行った選手も数多くいて、ポドルスキはどうなるのでしょうか。
そんなことよりとにかく活躍するのが楽しみです。
2018年9月にはスペイン代表のアンドレアス・イニエスタがFCバルセロナから加入するので、もっと脚光を浴びるのでしょう。