［蛍］和歌山県でホタル鑑賞、おすすめ、穴場の場所、期間、時間、気候は

［和歌山県編］

和歌山県は北部、南部で、６月上旬にピークを迎えているところ、６月下旬に迎えるところと場所によって違います。また気候によるところにより、例年より遅くピークを迎えるところも多いです。

山間部は平地よりピークが遅くなるため、６月下旬に見ごろを迎えるところも多いです。和歌山県の北部の山間部だけでも多数スポットがあり、大阪、和歌山などの大都市からも行きやすいところが多いです。

ホタルの種類と、穴場やおすすめの場所をご紹介します。

コンテンツ

ホタル
和歌山県でホタルが見れるところ
まとめ
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ホタル

ホタルといえば「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」「ヒメボタル」が有名です。

ゲンジボタル・・・５月～７月ぐらいに川沿いで見られます。
発光は強いです。飛び方は曲線的です。おもに本州、四国、九州に分布しています。
ヘイケボタル・・・６月～８月ぐらいに田んぼ・小川・池などで見られます。
発光はあまり強くなく揺れるような光を出します。飛び方は直線的です。日本全国で見られます。
ヒメボタル・・・・５月～６月ぐらいに林のなかで見られます。
フラッシュをたいているような発光。おもに西日本に分布しています。

活動する時間、条件は

ホタルが最初に活動的に飛び交う時間は夜7時～9時。

２回目に飛ぶのが夜の１１時前後。

３回目に飛び始めるのは夜中の２時前後。

ホタルの活動しやすい気候は、風が少ない雨あがりの湿度が高くて、蒸し暑い日はより活発に活動をします。月あかりは暗い方がよりよく見えます。

和歌山県でホタルが見れるところ

ほたるの里　（かつらぎ町）

天野地区の谷川や志賀地区の真国川一帯には、環境庁の「ふるさといきものの里100選」に認定されているほど豊かな自然が残るこの地に、ゲンジボタルが生息しており、6月中旬には、天野の里づくりの会による「ほたる鑑賞会」が開催され、天野の里物産販売所「ようよって」で受付け後、和太鼓の演奏やほたるの解説、ほたる鑑賞などを楽しめます。

種類：ゲンジボタル

時期：６月上旬～６月下旬

アクセス：京奈和道かつらぎ西ＩＣから国道480号11km　20分

住所：和歌山県伊都郡かつらぎ町下天野

鞆渕地区　（紀の川市）

志賀地区からさらに奥、紀の川市の南端400mの鞆渕（ともぶち）地区。田園風景の中を流れる小川は草や小石が豊富にあり、ホテルの生育にピッタリの場所。またホタルが生息し続けれる環境保護のため、農業用水路としてセメント整備などもされておらず、車の進入禁止にするなど、地元の方々によりホタルを守る最大限の配慮がされている蛍が住みやすい場所です。

種類：ゲンジボタル

時期：６月上旬～６月下旬

アクセス：京奈和道かつらぎ西ＩＣから国道４８０号経由、志賀地区より県道3号かつらぎ桃山線を南へ約30分

※臨時駐車場あり（鞆渕小中学校）

住所：和歌山県紀の川市鞆渕

重谷川　（紀の川市）

紀の川市江川中地内の重谷川付近ではヘイケボタルとゲンジボタルの２種類を鑑賞することができます。観賞ポイントは紀の川から上流約1キロのところで、ホタルが大量発生する年は神秘的な世界が広がります。重谷川でホタルのえさになる巻き貝の一種カワニナが豊富に発生すると、大量のホタルが期待されるようです。

種類：ゲンジボタル、ヘイケボタル

時期：６月上旬～６月下旬

アクセス：JR和歌山線名手駅から車で約11分、国道24号小嶋交差点を北進し、県道126号粉河那賀線を東へ約2分

住所：和歌山県紀の川市江川中地内

玉川峡　（橋本市、九度山町）

九度山町丹生川にある玉川峡は知る人ぞ知るホタル鑑賞スポット。玉川峡下流域から、やどり温泉のある上流域までいたるところで乱舞を、お楽しみ頂けます。

種類：ゲンジボタル

時期：６月中旬～７月上旬

アクセス：京奈和自動車道橋本ＩＣから国道371号線高野山方面を車で30分

住所：和歌山県橋本市北宿から九度山町にかけて

達磨石渓谷　（紀美野町）

紀美野町にある「紀の国の名水50選」と「和歌山の親しめる水辺66」に選定されている、高野山を源流とする貴志川上流にある達磨石渓谷は四季折々にの美しい渓谷を楽しめます。
川の中には達磨大師が祀られていたといわれる巨岩があり、岩自体も巨大なだるまに見え目を引きます。
初夏にはホタルが乱舞し、昼とは違う趣を見せてくれます。

近くの美里の湯かじか荘はホタル観賞客で賑わっています。

種類：ゲンジボタル

時期：６月上旬～７月上旬

アクセス：阪和自動車道海南ICより国道370号線を車で60分

住所：和歌山県海草郡紀美野町滝ノ川